現在、市民ギャラリー水琴館と竹田市立歴史資料館の2会場で、
『岡藩願成院秘蔵展』(竹田市教育委員会文化財課主催)を開催しています。
期間は7月27日(日曜日)までです。
愛宕山願成院は、1618(元和4)年に岡藩2代藩主中川久盛により建立された密教寺院。
岡城の西の尾根にあり、江戸時代を通じ、岡藩の祈祷所としての役割を担い、
藩内の安全と五穀豊穣、そして藩の繁栄を願ってきました。
ところが、明治時代、廃仏毀釈の影響を受けて、
廃寺となった大勝院跡(愛染堂)へと移転することに。
今日は真言宗高野山派願成院として、
八幡山の愛染堂にて、恋愛成就など、人々の幸せを現在も願っています。
今回、願成院に残された仏像や仏画、古文書などの寺宝を、30点ほど公開しています。
第1会場(ギャラリー水琴館―入場無料)では、
願成院の歴史とともに、愛宕信仰や真言密教について紹介しています。
愛宕信仰の象徴である勝軍地蔵尊像(仏像)や愛宕鎮守神像(仏画)、
密教の宇宙観を表している両界曼荼羅、
願成院の建物図面などの古文書を展示しています。
第2会場(歴史資料館2階展示室―入館料大人200円が必要です)では、
愛染明王像図、五大明王像図、兜率天曼荼羅、弘法大師絵伝など、
仏画を中心に展示しています。
江戸時代から明治時代へ、
岡藩の繁栄を支え、
廃仏毀釈という困難を乗り越え、
現代に残された願成院ゆかりの秘蔵品。
願成院の歴史を知るとともに、
今回初公開の仏教美術品を通して、
愛宕信仰や真言密教の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
この貴重な機会をお見逃しなく。
[お問い合わせ]
竹田市教育委員会文化財課(埋蔵文化財管理センター)0974-66-3618
竹田市立歴史資料館 0974-63-1928
市民ギャラリー水琴館 0974-63-2200
※月曜日(7日・14日)と祝日の翌日(22日)は休館日です。
※開館時間は9:00~17:00です。

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